老人介護から老人医療へ

【年齢】: 45歳
【転職前_施設種類】: 老人介護施設
【転職後_施設種類】: 総合病院(老人病院)



少々歳がいってから正看護士免許を取得後、研修で出入りしていた病院からの紹介で老人介護施設へ就職しました。

聞いてはおりましたが、老人介護の現場はとても忙しく、キツく、俗に言う3kの仕事でした。しかも、なまじ正看護士の資格を所持しているため、先輩職員からやっかまれ、同期の職員も早々と辞めてしまいました。

それでも私は私、と周りに動じることなく働いていました。老人介護という仕事は確かにキツいですが、利用者側の立場から考えますと、ここに至るまで努力して働いていたからこそ受けられるサービスなのだと思えば、そこにやり甲斐と思いやりが出てきて、決してイヤな仕事ではありませんでした。

しかし寄る年波には勝てず、腰を悪くしてしまいました。腰を痛めてしまうと、ほぼ全ての業務が出来ません。やむなく転職をせざるを得ませんでした。

腰の治療をしつつ、ハローワークにも通いましたが、なかなか理想とする仕事は見つかりませんでした。

私が老人介護施設で働いた理由の一つに、夜勤が多く、それによってある程度のまとまった金額が貰えることが大きな条件でした。意外と有りそうで無く、仮にあっても年齢で応募が難しかったりと、少々辛い思いをしました。

仕方がなく、知人をあたってみましたところ、その方が働いている病院の院長に話してみると仰って下さり、一縷の望みを託して面接をしてみたところ、採用をしていただきました。

総合病院とは言いましても、実質は老人病院といった感じで、老人介護施設で働いていた事が採用に大きく関わったようです。なので、介護の精神や技術が求められつつ、老人が多い兼ね合いでターミナルの要素もあります。

老人病院なので夜勤が多く、スタッフも若い方は少ないです。なので、妙に気を使うこともなく、社会人としてはやや高齢な私としては居心地が良い反面、病院という意識が低い患者家族や痴呆が進んでワガママ放題の老人に嫌気が指すことはあります。

もし、年齢が仇となって転職ができないのではないかと心配になられていましたら、老人病院を探してみたらいかがでしょうか。今は介護施設を併設している病院が多く、そういう病院では「すぐに辞めてしまう若い人より、腰を据えて頑張ってくれる熟練者」を求めているように私は思います。

夜勤も多く、土日の概念は無いに等しいですが、夜勤手当は大きいですし、慣れてしまえば日勤が続くより楽に感じるようになります。老人医療は内包する問題が多く、病態も不安定で急に危篤になるなど難しい判断を要求されることもありますが、より看護師らしい仕事ができるのではないのでしょうか。

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